三陸BMXスタジアムとは

「廃校になった小学校をなんとか存続させたい」という地域住民の声に応えるために、「BMX」「スケートボード」というアメリカ生まれのアーバンスポーツを東北の未開の地に持ち込みました。

理由は色々ありますが何よりも、「やってる人も、見てる人も最高に楽しそうだったから・・・」

目指すのは米国ペンシルバニア州の「Woodward PA」

BMXのレーシングやフリースタイルパーク、スケートボードなどのキャンプ地として宿泊施設も併設されて世界中からアスリートが集まり交流し切磋琢磨できる場所になりたい。

そして東日本大震災で被災地となった三陸が新たな未来に向けて新たな一歩を踏み出し、ここに住む人々と世界中から集まる人々が交流し夢を語り合える場所になりたい。

作り上げるのは正直大変でした。廃校になった小学校の校庭と隣接する休耕地を借りてゼロから造成しました。

まずはレーシングコースを作りました。2020年5月。橋爪商事様にネーミングライツをご支援いただき、「BRIDGE CLAW BMX CIRCUIT」としてスタート。

次に体育館に屋内パークを作りました。作ってくれたのはあのカリスマビルダーの木内明男さんです。

真夏の体育館で黙々と作業をして見事に作り上げてくれました。本当に感謝しかありません。。

そして、屋内パークが2020年10月にオープンできました。オープン記念に第1回東北エクストリームフェスを開催し、国内の有力選手たちが華麗な技を見せてくれました。

同時に大船渡市が校舎を宿泊施設もある「甫嶺復興交流推進センター」として整備してくれました。これにより72床のドミトリーがあり、レーシングコースと屋内パークが併設された日本版Woodwardの原型ができました。

 

2023JBMXF大東建託シリーズ第7戦岩手大会ハイライト